東京店の川本です。
学生時代によくきいたアルバムに、アラン・パーソンズ・プロジェクトの「EYE IN THE SKY(1982年)」というのがありました。表題曲もアルバムも当時そこそこヒットしました。
アラン・パーソンズは、もともとビートルズで有名なアビーロード・スタジオのエンジニアだった人で、コンセプト・アルバムを主体とした作風で、プログレを彷彿とさせる壮大なスケールのサウンドと、ポップで聴きやすい音楽を展開し、英米で成功を手に入れたのです。
一方でゾンビーズの「ふたりのシーズン(Time Of The Season)」です。これは69年のヒット曲で、彼らはビートルズやストーンズと同時期に出てきていたバンドですが、不遇なまま解散してしまいました。私も最近になって聴くようになったのですが、唯一のヒット「ふたりのシーズン」で、最近では日産のティーダのCMで流れていました。きっと皆さんも一度は耳にしたことがあるとても印象的な曲です。
ところで前述の「EYE IN THE SKY」のラストに、当時とても好きだった曲があるのですが、実はヴォーカルがこのゾンビーズのヴォーカリストだったのです。当時さりげなく聴いていた私としては、こういう結びつきにはちょっとびっくりでした。こういうちょっとした発見がリスナーとしての悦びというか、楽しさなんですよね。関係ない人にはそれが?だからどうしたの?って言われちゃいそうですが。
そんなわけで新橋の店でSTAY UPしながら、その曲「OLD AND WISE」をリクエストしたのでした。私もOLDになるにつれて、 WISEになりたいもんです・・・