東京店の川本です。
明石海峡の速い潮流にもまれた明石タコは身が締まって味が良く、人気も値段も高いことで有名です。その明石のタコが例年になく豊漁なのだそうです。
地元の漁師の人によると例年なら1日200キロも揚がれば豊漁なのが、今年は400キロの日もあるということです。海の底はまさにタコだらけということで、これも温暖化が原因なのか春先の水温が高かったためとみられており、漁獲量は例年の2倍ということです。
この不況の中で豊漁はありがたいはずですが、例年は1匹(1キロ)あたり平均1500円の値が付くのが、今年は2割強安いということで、供給の増加はすぐさま値段に反映されてしまっているようです。
タコは刺身、天ぷら、煮物、酢の物といろいろな食べ方があります。スーパーなどで見ると国産のものとモーリタリア産(いったいどこにある国?)のような輸入ものがあって、明石タコは高くても一パックちょびっとで小さいですからね。まあ、何にしてもこの夏はうまいタコが安く食べられるということで、庶民にとっては嬉しい限りです。