東京店の川本です。
いつものようにネットを見てたらちょっと気になる記事を見つけました。冷房対策でショウガ食品が人気というものです。
ちょっと不思議に思ったのは、生姜といえば体を温める作用があることは聞いた事がありますが、なぜこの暑い時期に生姜なのだろうということです。普段クールビズとかエコとかが叫ばれていることに慣れてしまっているせいか、「冷房対策」というのが温度が高めでも涼しくいられるということと勘違いしてしまったんです。
実際はその逆でクーラー冷えに悩む女性の間でショウガ食品がブームになっているというものでした。火付け役はお茶漬け海苔で有名な永〇園。2007年6月に発売した「冷え知らずさん生姜シリーズ」のカップスープで初年度4億円、2008年度は10億円を売り上げる大ヒット商品となったそうです。
これをきっかけに同社では生姜を使用した鍋つゆの素や子供向けの生姜飲料なども発売、また他社でもスープやせんべいも販売され一部では大流行の様相を呈しているようです。
調べによれば熱い飲み物を飲んだ時腹部や胸部などを中心にした体の保温効果は約30分だが生姜を加えるとそれが3時間ほど持続すると考えられているそうです。
う~ん、これってどうなんでしょう。クールビズを提唱するチームマイナス6%における冷房推奨温度は28度。女性のほうが冷え性のかたが多いとはいえ室内温度が28度に設定されていれば、ショウガ食品で体を温める必要もないと思うのですが。
もっとも会社の中にいる時間が長い私も、今時分は汗だくで帰ってくる同僚を見るに付け、とても冷房温度は28度!と主張するのは難しいですけどね。