東京店の川本です。
約二ヶ月ぶりの池袋です。今回は珍しいジャンルの音楽を取り上げたいと思います。「bar sora」は基本的にロックバーですが、こんな音楽もかけているということでセルジオ・メンデスです。
最近エリカ・バドゥ、ジャスティン・ティンバーレイク、ウィル・アイアムなどのヒップポップ界の大御所らと組んだ何年か振りの新作で現役復活を果たしていたのは知っていましたが、もともと大流行していた頃の音を聴いたことはありませんでした。
毎年のように来日していて、昔の名前ででています的な懐メロアーティストだなぁと思っていたのですが、聴いてみてちょっとびっくり!ボサノバをベースにして実に洗練されたお洒落な感覚のポピュラーミュージックです。このファーストは文字通り66年発表ですが、40年前の音楽とは思えない新鮮さです。情熱的で明るく快活なラテンのリズム、ジャンルを問わない確かな選曲センスと優れた編曲・・・まさに目からうろこでした。
それとここで写真をアップできないのが残念なのですが、ジャッケットの裏にあるメンバーの写真に映っている2人の女性ヴォーカルのワンピース姿がシビれるんです。キッチュというか、シャボン玉ホリデーといいましょうか、なんともいえずいいんですよ。こうなったらセルジオ面白そうなので、もうちょっと掘り下げたいと思います。