東京店の田上です。
先週今週と話題を呼んでいる2010年度予算の概算要求から無駄を洗い出す行政刷新会議の「事業仕分け」。賛否両論ありますが、スーパーコンピューターやGXロケットあたりに話が及ぶに当たり、どうも評判が怪しくなってきています。
もともとのニュアンスとしては役人の無駄使いや天下りなどの削減に効果するというイメージだった事業仕分けですが、聖域なき見直しはいいとしても、こうなってくるといったい日本の将来像をどうしたいんだという感じになってきました。
さて本題ですが、日本の映画やアニメ、ファッションなどの海外発信を強化する経済産業省の「コンテンツ、生活関連産業に対するイベント支援」の2事業も3分の1程度の予算削減とされました。これによって以前ここでも紹介した日本ファッション・ウィーク開催などの支援事業も同程度の削減となるそうです。
こういったことをしていると目先のコストバランスは取れたとしても、数年後に大きな影響が出てくると思います。