東京店の豊田です。
インディジョーンズに出てきそうなこの帽子、てっぺんが少しへこんでまして、中折れ帽(センタークリース)と呼ばれています。元々は紳士がスーツに合わせて身に着けていたものですが、ジーンズなどのカジュアルな装いに合わせ、この中折れ帽をかぶる若い女性が目立ってきています。
普通中折れ帽というとウールのフェルト地なのですが、女性向けのものには麦わら風素材やふわふわしたニット地のものなど色々な素材のバリエーションがあります。ちなみに昨年の夏にはその麦わら風のものが生産が追いつかない程うれたそうです。それに羽根飾りが付いていたり、大きめのリボンが付いていたりと、女性好みのデザインがとのこと。中折れ帽はマニッシュに見せる効果があり、カジュアルになり過ぎたファッションと中折れ帽を合わせると、締まって見えるというわけです。
本当のオーダースーツにはベーシックな中折れ帽が似合うのかもしれません。男性の場合若い20代では見受けられますけど、我々だとただの怪しいオッサンになってしまうかなっ。