東京店の豊田です。
バッグの話題は久し振りですが、エコバッグの話です。
これは紀ノ○屋とオロビアンコ(イタリア)が共同開発したエコバッグなのですが、ペットボトルをリサイクルした再生ポリエステル生地を使用し、それに食物残渣の草木染を施したものです。
食物残渣とは聞きなれない言葉ですが、この場合は食物を工業的に加工したあとの残りもののことで、今回は、パン作りに使うホップ、巨峰の皮、コーヒー滓を再利用した草木染で、再生ポリエステル生地に食物残渣を使った草木染を実現したのは、世界初なのだそうです。
ごく少量の化学染料とタンパク質を使って、草木染料を繊維上にとめることに成功し、「草木おぼろ染」と名付けています。草木染らしく多少のムラがありますが、素材も染色もエコな新バッグです。
もともと紀ノ○屋は以前からエコバックの取り組みをしていましたが、今回の取り組みは製造法、デザインとなかなか斬新ですね~
エコのは重衣料業界ではなかなか広がりにくいですが、マーケットでは今後さらに重視される切り口だと思います。