東京店の田上です。
皆さんの御家庭では朝食はパン食でしょうか、和食でしょうか。うちはバリバリ和食で、朝食にはミソスープが欠かせません。というわけでご飯の炊き方は特にうるさくなってしまうんですが、某大手メーカーがこの度、炊くときに蒸気の出ない炊飯器を開発したというのです。
要するに蒸気を本体内部に取り込んで、内蔵タンクに溜まるようにするという仕組みです。そうすることで台所の壁や棚に蒸気があたらずに汚れを防ぎ、また蒸気で火傷などしないようにできるということらしいです。
さらにはまた、密封構造で「うまみ炊き」を実現し、ごはんのうまみ成分が従来比約2倍になったというのですのですから、さあ~お立会い。
てなわけで気になるお値段なんですが、なんと想定価格は8万円!というから驚きです。炊飯器らしくない斬新なデザインで高そうだなと思いましたが、いったいどういう人達が買うのかなという感じです。
だからって言うわけじゃないですが、朝の食卓は、あの微妙な湿気と炊きたてのご飯の匂いが漂ってこそというとこがあるじゃあないですか。蒸気がでなきゃ、ご飯炊きじゃないといってはなんですが、そんなわけでこれはちょっと味気ないような気がしますねぇ。