東京店の豊田です。
ちょうど一ケ月前にマクドナ○ドの話題をここで取り上げました。その後、首都圏に続き大阪でも新商品クォーターパウンダーが販売され、先行販売の御堂筋周防町店では当日行列ができ、その日の売上高が1店舗としては過去最高の1002万円を記録したと誇らしげに発表していました。ところが実は店側が雇ったアルバイトが行列に加わり商品を購入していたことが分かったというのです。
なんと徹夜組の20~30人もバイトだったということで、要するにサクラということですが、驚いたのはそれに対するマクドナ○ド側の釈明です。1000人もの人を雇って行列を作っておきながら「意図的に行列をつくるつもりはなかった」といい、「アルバイトが購入した分を差し引いても新記録には変わりません」と説明したことです。
これが世界的な企業とその傘下の上場企業のスタンスでしょうか。クォーターパウンダー自体は売れるべき良い商品なのかもしれないのに、詐欺的なやらせ行為に対してこうした発言をするのは理解できません。
やはりというか、東京の臨時店舗でもイベント会社を通じて集めたアルバイトを並ばせ、盛況を演出していたことが報じられました。マーケットはすぐに反応し、利益確定売り続出で株価は下げていましたが、当然だと思います。こうなるとマスコミも過剰に反応して徹底的に叩きにかかりますからねぇ。