東京店の豊田です。
世界的な経済危機がの影響がモデル業界まで及んできているようです。
トップモデルになれば有名デザイナーの最新ファッションを纏い、一回のショーで1万ドルを超える報酬を手にするというモデルという職業は、大勢の若い女性の憧れの存在です。しかし景気後退の悪化が懸念される中、そのモデル料が半額になってしまっているというのです。
さらに高級品ブランドにとって最高の広告の場である1月のパリやミラノでのファッションショーでも、デザイナーが使うモデルの数は昨年と比較して減少しており、モデルやモデル事務所は痛手を受けているといいます。広告予算やファッションショーの予定はかなり前に立てられることから、本格的に経済危機の影響が出てくるのはまだこれからと予想されており、特に新人や有名でないモデルには非常に厳しい状況だそうです。
ほとんどの小売業者は業績予想を下方修正し、マーケティング・広告宣伝などの経費をを削減しています。今日本でも本当に高額品が売れにくくなってますが、高級ブランドを扱う企業ももちろん例外ではないでしょう。
インターネットの普及でモデル業界はグローバル化され、極めて競争が激しくなったといわれており、今回の経済危機はさらにこれを拍車をかけることとなりそうです。なかなかどの世界も生き残りは大変なんですねぇ。