東京店の田上です。
東京原宿には、スウェーデンのH&M、アメリカのG○P、スペインのZA○Aなど最新のトレンドと低価格が魅力のカジュアルブランドが、世界各国から続々と集結しています。
つい最近話題をさらっていたそのH&Mのすぐ隣に米LA発のカジュアルファッションチェーン「フォーエバー21」の国内1号店が29日にオープンする予定です。ブランド名には、人生でもっとも輝く21歳の心を永遠に持ち続ける人々のためのブランド、という思いが込められているとそうです。
「フォーエバー21」は1984年にロサンゼルスで創業、現在世界中で430店舗を展開中です。実は日本にはすでに一度出店し、わずか一年で撤退したという経緯がありますが、今こそ再出店のタイミングだということなんでしょうね。
多くのファストファッションが人件費の安いアジアや南米で生産される中、「フォーエバー21」のメインはMADE IN U.S.A.であり、自社工場で生産し、自社店舗で販売するSPAが主体ではないところが大きく違う点です。2000社を超えるアパレルメーカーが毎週サンプル提案してくる商品をバイヤーがセレクトして発注するスタイルをとっているので、次々と新しいさまざまなスタイルのアイテムを供給できるのです。
それにしても業績好調のユニ○ロを筆頭にファストチェーンの勢いはとどまるところを知りませんなぁ。これだけ増えてくると普通は競争、淘汰の道をたどるはずですが・・・H&Mなんかは今回の出店に関しても相乗効果が見込めるので、ウェルカムだっていうんですから強気ですよね。