東京店の豊田です。
皆さんはSuica(スイカ)やEdy(エディ)などの所謂電子マネーをどれくらいお使いでしょうか。最近使える場面が増えつつありますし、ポイントもつく場合もあるということで今後もどんどん普及していくものと思われます。
ところでそんな電子マネーの発行枚数の増加とともに、1円玉から50円玉までの小額貨幣の流通量が減っているのだそうです。100円と500円の数は堅調なのに対して、小額貨幣にこのような傾向があるのは、この電子マネーの普及が大きく影響しているようです。
電子マネーの普及と流通量の減少がおきているのが、ほぼ時期的に一致していることからこれは間違いなさそうです。つまり釣り銭需要の低下を意味しており、貨幣を用いた決済の回数が減ってるということです。たしかに小銭は多いと持ち運びに不便ですし、小額ではカードを使うわけにいかないケースがほとんどです。
第一生命経済研究所によると電子マネーによる貨幣の「節約」は、貨幣全体の0.7%程度と分析しています。貨幣誕生から今日まで色々な形態や素材によって作られてきた貨幣ですが、全く次元の異なるものになったということですね。子供の頃は、じゃらじゃらと小銭が多いのも「小銭番長」とかいって嬉しかったりしたもんですが、今じゃそんなわけないですからね。いや、やっぱり小銭でも多けりゃ嬉しいか。