東京店の川本です。
先日新聞の記事に映画「イージーライダー」の話題が出ていました。何の記事かは忘れてしまいましたが、アメリカの自由の有り方か何かに関連する記事だったように思います。むしろ自分が
「そういえば自分はイージーライダーって観たことなかったなあ」という思いのほうが強かったからなんです。
「イージーライダー」と言えば1969年に公開されたアメリカンニューシネマの代表作のひとつとされる作品ですが、これまで観る機会はありませんでした。今回こんなきっかけで、観てみようとレンタルビデオ屋さんで借りてきたわけですが、感想は「・・・」ってカンジでした。アメリカンニューシネマと言うジャンル(もともと和製英語らしいですが)はそもそもその定義はよくわかりませんし、ベトナム戦争やドラッグ文化も現実的に感ずることは出来ませんでした。
時代背景をしっかり理解していればまだ見方も違ったのかもしれませんが、私にはどうも理解できない映画でした。そもそも髪が長いだけで銃を突きつけられるなんてナンセンス以外の何者でもないですしね!
それでもこの映画のサウンドトラックはすばらしいです。有名なステッペンウルフの「Born To Be Wild」の他にもザ・バーズやジミ・ヘンドリックスの音楽が脇を固め作品に色を加えています。映画はあまり感情移入できませんでしたが、今度はサントラ盤でも借りてこようかな。