東京店の田上です。
フランス・パリの5大宝飾店(グラン・サンク)と称されるモーブッサンが今月1日午前9時に、銀座店で0.1カラットのダイヤモンドを無料で配布しました。販売価格5000円相当のダイヤモンドを5000人に配るという久々の景気がいいニュースに、各テレビ局や列に並ぶ人、やじうまなどが殺到して結構な騒ぎになってしまったようです。
早朝には見渡せる範囲にいた人の列も、9時前には行列の後ろが霞んで見えないほどに。その長蛇の列は1500メートルにまで及び、その大混雑の様子が各メディアで報道され話題を呼びました。あの辛酸なめ子氏もならんだと自身のブログでコメントしていました。
整理券を受け取れなかったという人の中には、「説明が不充分だ」、「対応に誠意がない」などという不平不満があったとのこと。ところで0.1カラットってどれくらいかというと、こんなもんです。
モーブッサンの銀座店は今年2月にオープンしましたが、日本における認知度はイマイチということで、新聞に全面広告を掲載していたりしています。広告宣伝費を考えれば今回のようなやり方の方が安いのかもしれませんが、今回騒ぎになってしまったせいなのか、近々シンガポールでの新店オープンでは「実施するする予定はない」そうです。