東京店の豊田です。
日に日に暮れるのが早くなっていきます。東京も17時過ぎるともう真っ暗で、冬なんだという気になってきます。でも気温の方はなかなか低くならないですね。通勤時にまだコートを着てない人もまだまだ多いですし、こんなんじゃコート類も売れにくいですよね。
今年はダウンジャケットを買いたいと思っていますが、最近の宣伝ではフィルパワーという表示が目立ちます。これは元々欧米などで用いられている羽毛のかさ高性を表す単位で、羽毛1オンスあたりの膨らみ度合いを表すものです。例えば「500フィルパワー」とは1オンスの羽毛が500立方インチの体積に膨らんでいることを表し、数値が大きいほど良質なダウンといえるわけです。
そのフィルパワー表示が最近は800だとか900という数字になってます。一般的に500から600フィルパワーのもので高品質とされており、900フィルパワーのダウンというと、気候などグースの発育状態によって毎年確保できる量が変動する非常に希少価値の高いものということになります。つまり薄くて軽くても非常に暖かいダウンジャケットだということです。数値化している点は我々の業界のスーパー表示の価値観にちょっと似ているかなと思いますが、問題は毎年この時期になると出てくる品質表示と実物の違いですよね。高品質表示ながら何でこんなに安いのかな?と疑問に思う場面がありますからね。
まずなにより寒くならないとダウンの購入の意欲がしぼんでしまいそうですがね。