東京店の川本です。
久し振りの新橋stay up lateです。
前回来た時には「しばらく休みます」との貼り紙があって、どうしちゃったのだろうと思っていたのですが、再開したとの情報を得たので行ってみました。19時30分に店が開いて間もなくはいつものようにカーズがかかっていて、なんだか安心しました。その後はお客さんが次々にきて、この日はウィークデーのど真ん中にもかかわらず大盛況でした。
今年リリースされた最新作が久し振りに全米1位に輝いたパールジャム。大御所としての貫禄を見せつけたというところでしょう。他のお客さんが出世作であるファーストアルバムからの曲をリクエストしたところで、私も対抗意識ありありとセカンドアルバム「Vs.(1993)」からの曲をリクエスト。全然こっちのほうがカッコいいぜ、などと内心思いつつグラスを傾けました。まー大人げないったらありゃしない。
ところでこの「Vs.」はパールジャムにとって初の全米No.1アルバムであり、しかも初登場1位を獲得した後5週間に渡ってその位置を保ち続ける成功を収めたのです。アルバムはアメリカ国内での発売後1週間に95万枚を売り上げ、当時は歴代最高の数字でした。
パールジャムはグランジムーヴメント期に人気を二分したニルヴァーナと比較される事が多いです。同じシアトル出身で同時期に台頭したためで、日本ではニルヴァーナの方が人気を獲得していますが、グランジムーヴメント期におけるアメリカでのパール・ジャムの評価はニルヴァーナと同等かそれ以上であったと思います。私はパールジャム派でしたが、絶頂期からだんだんと人気に陰りが見え始めてからは少し遠ざかっていました。ですから最新作での復活はとてもエキサイティングでしたね。