東京店の豊田です。
最近ちょっと気になっているバックがあります。「SEAL」というブランドで、店頭では東急〇ンズなどで販売されてるようですが、オンラインショップでも大ヒット!だそうです。これなんと自動車のタイヤ(大型トラック用)を原料にしたものなのです。
水を通さない&弾力性があるという特徴を持つということですが、廃棄物として処理されている資源をリユースし、しかもデザインもカッコいい。タイヤ製造時の品番の印刷が残っていたり、パンクの修理後があったりと、元タイヤチューブのリアル感があります。持ってみると意外に重くないですし、耐久性も抜群ということでなかなかの優れものです。
ネットで調べたところ、製造している会社はエコの意識が非常に高く、(財)世界保護基金ジャパンに売上の1%を寄付する取り組みもしています。実際にこの廃タイヤチューブを再利用したSEALバッグ1個の場合、約38本の杉が1日に吸収する二酸化炭素の量が削減できるそうです。
これからこうしたエコを切り口にしたヒット商品はどんどん増えていくでしょうね。こうした普通では今まではありえないと思われていた素材などでも今後は普通にありえるようになると思います。イングレッソでも仕立ても含めて新しい「エコ」取り組みを是非形にして、皆様にご紹介したいと思います。