札幌店の渡辺です。
本州はまだまだ日中は暑いようですが、道内の最高峰の大雪山系旭岳や利尻島の利尻山では、昨日初冠雪を記録しました。
旭岳は紅葉最盛期ですが、23日に初雪となり、24日には、山頂付近で5cm、7合目でも3cmの積雪が確認されました。気象台によると平年より1日だけ早いということで、ほぼ平年並みなんですね。
そして私の出身である釧路では、今朝最低気温が氷点下1.5度を観測し、今季初の冬日となりました。それでも観測史上6番目の遅さということで、決して早いことではないんですね。
気象庁の研究では、約100年後には、日本付近の気温は全国的に上昇し、年平均気温で2~3℃上昇するそうなんですが、高緯度ほど上昇度合いが大きくなり、北海道ではなんと4℃上昇するそうです。また、日最低気温が0℃未満となる冬日は、本州の山間部や東北地方、北海道で30 日以上減少し、さらに北海道の太平洋側やオホーツク海側では50 日以上の減少が予測されているのです。このように確実に温暖化になっていくにあたり、北海道が最もその影響が大きいのです。
そうはいってもこれから一気に寒くなれば、「しばれる」冬場へは一直線といった感じです。ちなみに「しばれる」は最もポピュラーな北海道方言で、「寒いという言葉では表現しきれない厳しい寒さ」です。