東京店の田上です。
育ち盛りの子供や住宅ローンに追われるアラフォー世代に属する私ですが、今の日本国内消費の中枢は、「バリュー追求型」であり、アラサーはそのリード世代なのだそうです。
こういう分析は型にハメられるようで好きじゃないですが、なかなか的を得てると思える点もなくはないです。アラサーは、「必要な時に質と価格のバランスを追求するが、情報化時代に育っているので情報には極めて敏感」であり、例えば衣料品に関するひとつの行動パターンはこうです。
銀座にH&○ができると、遠いところからでも駆けつけるのは苦にならず、1~2時間かけて手に入れた商品に価値を見出す一方で、住まいの近くのZA○Aやユニ○ロに行って質感と価格を更に確かめ、次回からユニ○ロの店頭で購入するか、ネット注文をする・・・どうですか、アラサーを理解するに頷けるうなずけるような部分もあるんじゃないですか?こうしてみると、ユニ○ロはローエンド(低価格帯)ではなく、バリュー消費追求型購買層に支持されているというのもなんとなく理解できます。バリュー追求型は、極端な低価格品(原料価格高騰の中、激安品にはカラクリがあることを認識)を避け、必要性、質、価格を重視するのです、ユニ○ロの9月の既存店売上が昨対20%を超える増というのは、その勝利の方程式がはまった結果といえるでしょう。
CMでの藤原○香の起用は、それまでのイメージ一新ということで非常にインパクトがあったと思います。う~ん、どうして人妻になっちゃったんだ、俺の○香・・・(←最後は一切関係ないし!byアラサー世代の豊田)