東京店の川本です。
スポーツの秋、食欲の秋、など色々ありますが、読書の秋ということで、古本屋が軒を連ねる神保町では「古本まつり」が今日から開催されています。東京本社のある須田町からは靖国通り沿いに歩いても行ける距離です。
このイベントは一週間行われますが、参加店は100軒、出品点数100万点というスケールで、今年で48回目となるそうです。舗道には店舗と向き合うようにして書棚が並べられ、「本の回廊」と呼ばれる状態になるのです。
期間中には様々なイベントがあり、今年の場合は前夜祭として宇崎○童プロデュースのJAZZ祭や落語会、チャリティーオークションもあります。
さすが世界一古本が集まる街というだけあって、このイベントには日本全国、海外からも人が集まるそうで、運営の神田古書店連盟は東京の名物行事にしようと盛り上げているとのこと。
神保町には100店の古本の加盟店があるように店の特徴も様々で、先日日経では女性店主が女性向け書籍・雑誌を専門に取り扱う店が紹介されていました。またどこの店にその書籍の在庫があるか検索できるシステムを開発し、「JIMBOU」というサイトで公開しています。数十万のデータベースがあり、将来的には百万冊分のデータを網羅することを目指しています。
このように限られた地域でも共同で取り組みをし、盛り上げていこうという動きは素晴らしいと思います。神田須田町の羅紗問屋街も以前は色々な試みを実行していたようなんですが・・・