札幌店の渡辺です。
街はすっかりクリスマス気分ということで、札幌からもネタを一つ。
夏の間の札幌名物として定着した2階建てほろ馬車のクリスマス版が話題です。馬車を引くのは元ばんえい競馬のばん馬で、角を付けてトナカイに扮した馬をサンタクロースが操るのです。約2キロの行程をゆっくりと30分かけて周回、大通公園付近で見かけることができます。
ばんえい競馬は、競走馬がそりを曳きながら力と速さを争う北海道独自の競馬で、迫力満点のパワー勝負が魅力ですが、残念ながら今現在存続しているのは帯広市が主催しているものだけです。古くから主に農耕馬として利用されてきた競走馬は、体重約800~1200kgとサラブレッドの約2倍と大きく、その馬が渾身の力を振り絞って障害を越えていくのは、見ていて本当に力がはいります。
そんなばん馬は、夏より冬のほうが気分よく走るそうで、普段の競馬の様子とは違って和やかな気分になるのは請け合いです。24日のイヴまで運行されるそうです。