東京店の川本です。
今日は朝一からショッキングなニュースが飛び込んできました。日本のメタル系ロックを好きな方なら知らない人はいないであろうラウドネスのドラマー樋口宗孝氏が49歳の若さで肝細胞癌のため帰らぬ人となっってしまったとの事です。
彼が闘病生活を送ってることは今年の春くらいから伝え聞いていましたし、病状が決して楽観できるものではないらしいことも知っていました。それにしてもつい先ごろ10月には自らコメントを発表し、病気を克服することが簡単ではないことを知りつつも、復帰のために治療に専念すると言っていた矢先のこと。本当に残念でなりませんでした。
彼が所属していたラウドネスは日本のヘヴィメタルバンドのパイオニア的な存在で、私が学生時代スタッフの豊田よりも髪をのばして、バンド活動をしていた頃にはかなり影響を受けたバンドでした。初のヨーロッパツアーを大成功に終わらせたあとの凱旋ライブには私も行きましたが、あまりにパワフルな彼のドラミングはスネアのヘッドをぶち破るほどの迫力で、ベースの山下氏とのコンビネーションに陶酔しきったものでした。
一度はラウドネスを脱退したもの、数年前からはオリジナルメンバーで復活し今でも影響を及ぼし続けていたラウドネスと樋口氏。彼のドラミングが二度と聴けないと思うとひとつの時代が終わってしまったとも思えてしまいます。
最後までファンのことを思い復活を目指していた彼のご冥福をお祈りいたします。 合掌