札幌店の三上です。
皆さんニュース等でもうご存じのことと思いますが、道内最大手の百貨店丸井今井が民事再生法の適用を申請しました。今年最初に書くのがこのような内容なのは、道民として非常に残念です。昨日道内では新聞の一面に記事が載っていたのですが、噂にはあったものの本当になってしまうとショックは隠せません。当社としては直接取引はなかったのですが、それぐらい北海道の小売りでは、象徴的存在なのです。
丸井というと関東圏の方々は、別の丸井をすぐ思い浮かべるのかもしれません。実際は全く資本関係もない別の会社ですが、札幌の丸井今井は明治5年創業という老舗で、道内では「まるいさん」と呼ばれ親しまれてきました。
メインバンクの拓銀が破綻した頃から雲行きがあやしくなり、最近では道内のいくつかの店舗を閉鎖したりということで、苦境が伝えられてきました。その後は伊勢丹の出資を受け、一気に売場を拡張していたわけですが・・・
百貨店の苦戦がマスコミでいわれていますが、最初にこういう形で道内で起きてしまったのはかえすがえすも残念ですし、新年早々から暗雲が立ち込めている道内の状況が非常に恐ろしいですね。