東京店の川本です。
レーザー光線を使った3D(立体)自動身体測定機で、胸囲や胴囲だけでなく、胸から腰までの長さなど全身のバランスなどわずか8秒ですべてを計測することができるシステムを導入したオーダーメード下着専門サロンが誕生しているそうです。
小部屋のようなつくりの3D身体測定機に入ると、あっという間に全身の体形が数値化されるというのです。採寸の際、顧客が店員に直接触られる必要がない利点があり、専門のアドバイザーが独自データに基づき5~10年後の体形をシミュレーションしたうえで商品を選ぶことができるというサービスも提供しています。
サロンを運営しているのは、大手下着メーカーの製品の製造を手がける北陸エステアール協同組合というところで、「中小企業の創造的事業活動の促進」に基づいてこの事業を進め、このシステムの特許も取得しています。
我々紳士服オーダー業界でも相当以前の話ですが、自動採寸機なるものが開発されていた話は聞いたことがあります。残念ながら量産には至らなかったようですが、当時としては最先端のテクノロジーだったと想像できます。
今現在では対面で採寸するしかないんですが、下着を対象にしたヌード寸法と我々の採寸寸法は根本的に異なります。これからも今のようなやりかたしかないのか、それとも全く新しい技術が登場するのか・・・