札幌店の渡辺です。
北海道の冬の祭典「第60回さっぽろ雪まつり」が今日開幕しました。大通会場、すすきの会場、そして今回よりつどーむ会場(札幌コミュニティドーム)に替わった合計3会場で開催されます。
以前は私共の縫製工場であるエルムソーイング近くの真駒内にある陸上自衛隊駐屯地にも会場があり、自衛隊の協力のもと雪像が製作されていました。しかし2001年のテロ対策特別措置法の施行後は自衛隊の協力体制は大きく縮小されることになり、40年間の長い間親しまれた真駒内会場はの第56回開催をもって廃止されたのです。
今年は記録的な暖冬で、今日5日も午前中の気温が0.2度と3月上旬並みの暖かさです。季節外れの雨も降ったりと雪像の製作も苦労が多かったといいますが、そのなかで280を越える数が作られました。
さっぽろ雪祭りは、例年2百万人を超える来場者が国内外から訪れる一大イベントです。このところの世界的不況と円高で、北海道への外国人観光客が減少しておりましたので、今回の集客にも影響がでるのが地元としては心配ですね。昨年2月に放火で焼失した韓国の国宝・崇礼門が、雪像として再現されたなど話題性もあるんですが、さてどうでしょうか。