東京店の川本です。
サマソニ10周年の参加アーティストも続々と発表されてきました。雑誌やウェブ上で発表されているその中でデカ文字で名を連ねている(トリ扱いになるバンド)バンドのひとつが、マイ・ケミカルロマンスです。
04年発表のセカンドアルバムで絶大な人気を獲得したマイ・ケミカルロマンスですが、彼らの本質を理解しないジャーナリウトが彼らを批判し、不買運動を呼びかけるなどといったことが起こりました。またそれによって中心メンバーの薬物中毒&アルコール依存症、それに伴う鬱病の悪化などでバンドはピンチに追い込まれましたが、06年末にサードアルバム「Welcome To The Black Parade」で彼らは生還したのです。
全米2位、全英1位の大ヒットとなった標題曲の歌詞です。
「俺が小さい頃、父は楽団のパレードを見せに町へ連れて行ってくれた。
そして父は俺に言った
『お前は大きくなったら、傷つき、打ちのめされ、呪われた連中の救世主になってくれるかい?
悪魔や、お前を信じないやつらの企みを打ち負かしてくれるかい?』」
アルバムも全英・全米2位となった彼らは過度のプレッシャーに完全に勝利したのでした。日本人皆大好きロックオペラ、代表クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」に代表されるドラマティック・ロックの王道を行くようなこのシングル、ドラマティック・パンクとでも形容しますか。私もイントロ聞いただけで一聞惚れしてしまいました。
シアトリカル過ぎという批評もなんのその、サマソニでのステージが本当に楽しみです(行くことが前提になってるし)。