東京店の川本です。
JRは明日春のダイヤ改正。そして本日発の特急「富士・はやぶさ」で東京発着のブルートレインは姿を消します。
先週の土曜日はセールだったので、たまたま帰りに「富士・はやぶさ」の入線に出くわしました。1週間後に迫った廃止前にその雄姿をカメラに収めようと特急用ホームは鉄道ファンであふれてました。1週間前でこの調子だから今日あたりはホームに入りきらないファンでラッシュ時のようになってたかも知れませんね。
私の父が国鉄職員で新幹線に乗務してたことは以前ここでも書いたことがあったと思いますが、新幹線開通前はこのブルートレインに乗ってた事もあります。父が生きていたらきっと寂しがったことでしょう。
それにしても普段は半分にも満たなかったこの列車の乗車率。最終日の乗車券は発売後3秒で完売したそうな。なくなると思うと急にいとおしく思うのは人間の性なのでしょうか?この状態が続くわけはもちろんありませんがもう少し普段の乗車率が高ければ廃止も免れたかもしれません。
私の友人が列車での旅行こそが「旅」と呼ぶにふさわしいなんて事を言ってましたが、またひとつ「旅」のスタイルが無くなったと思うと私もちょっとセンチな気持ちになってしまいました。