東京店の川本です。
その2があるとは思ってなかったのですが、新橋にある80~90年代ロックバーに再び行く機会ができましたので軽くご報告したいと思います。
トムペティ&ハートブレーカーズの70年代後半からの活躍は、当時中学生の私のハートを鷲掴みにしました。「破壊(1979年・左)」、「ハードプロミス(1981年・右)」はその代表作です。どうですかこのジャケ写真!リッケンバッカーを手にしてジャケット写真におさまった彼はまさにアメリカンロックのヒーローでした。しわがれた南部訛りのヴォーカル、バーズやニールヤングからの影響を感じるメロディー、それでいてポップな感覚を備えた彼はチャートの常連でした。
コンスタントに作品をリリースする一方で、フリートウッドマックのスティーヴィーニックスとのデュオを組んだシングルやボブディラン、ジョージハリソン等とともにトラベリング・ウィルベリーズという覆面バンドを結成し、ヒットを記録したこともありました。
なんだかんだいってヒップポップ系の楽曲が多くを占める現在の全米ヒットチャートですが、正統派アメリカンロックの代表、トムペティの現役としての活躍をとても頼もしく思います。