東京店の田上です。
麻や綿を使った薄手のストールが、おしゃれな男性に人気だそうです。
ストールといえば、冬に首に巻くものと思う人が多いかもしれませんが、ファッション雑誌にもよくでているように、最近はシーズンを問わずストールを巻く男性が増えています。夏向けのストールの素材や織りは、通気性がよく、コットンやリネン、シルク素材の軽くて、ソフトな風合いのものが主流です。
某銀座の百貨店で紳士物ストールの売上高が4月上旬時点で前年同時期に比べ約4割も伸びているというニュースをみました。明るい色使いの春らしいデザインが多く、特にチェック柄が好調とのこと。首周りのしわを隠せるので、とりわけ年配客に人気があるんだそうです。一方で若い客の反応もよく、ブームを見越して多めに仕入れたものが、バイヤーの予想を上回るほど売れているそうです。価格は1万円前後が中心で、無地やストライプ、ドット柄などが売れ筋。
夏のストール選びの一番のポイントは、巻いた時に自分が暑苦しくないかということと、見た目に他人に暑苦しい印象を与えないかという二点です。これからの時期に爽やかにストールを使いこなすのは難しそうですけど、これまでメンズにあまり見られなかったアイテムがヒットするのは悪いことではないと思います。