東京店の川本です。
鬱陶しい梅雨が続いており、毎日どうもはっきりしない天気です。雨の降る日に目につくのが「レインブーツ」というやつです。要するに長靴じゃないか、といいたくなりますが、この2・3年でおしゃれなデザインと共に一気に人気になり、店頭から商品がなくなることもあるほどなのです。
実は近年における野外フェスの人気やアウトドアブームもレインブーツ人気に拍車をかけた原因だといいます。
ある老舗メーカーが2005年にフジロックに協賛して現地でブーツのレンタルを行ったのです。会期中の苗場は必ずといっていいほど雨が降る為、足元もぬかるんだ状態が多く、レンタルは大好評。そこから毎年フェスにブーツで来る人が増えたそうです。
イベントで重宝される存在となったレインブーツは、その利便性からタウンでも注目の的に。以前のイメージから脱却すべく、ファッション性も重視され、全体的に細くフィット感のあるシルエットになっているものが多いようです。
最近では自転車に乗る際に傘をさすのを禁止する条例などもあり、レインコートやレインブーツが注目を集めているという話です。そういったちょっとしたきっかけを見逃さず、また従来のイメージを打破することが重要だと痛感します。