東京店の川本です。
今日は世界のニュースにちなんだ話題を一つ。
日本企業によって作られた地下鉄が先週ドバイで開通したそうですが、これは無人運転としては世界最長の鉄道システムだそうです。
ドバイというのは政府が交通安全政策としてスーパーブランドの車用シートベルトを売り出すようなところですので、この地下鉄にも力が入ってます。
全自動で動く車両は運転手がいないため、なんと最も景色の良い先頭車両が完全革張り座席のファースト・クラスがあるそうです。 また婦人・子供専用車両も勿論ありということ。世界的不況の影響で、本年度に入ってドバイの収支は悪化しており、深刻な不況にあるドバイに果たして76億ドルもする代物が必要なのかという批判や、そもそも酷暑の中わざわざ駅まで赴く人間がどれだけいるのかなどと懐疑的な見方もあるようです。
まずもって地下鉄自体がアラビア半島で初だそうで、先週末にはドバイ人口の10%にあたる利用客が殺到し、あっという間にドバイ一のアトラクションと化しているといいます。日本の技術の粋を集結したこの地下鉄、今後どう評価されますのやら。 計画段階とそれが完成した時とで全く経済状況が変わっているというのはよくある話ですよね。