東京店の豊田です。
どこの駅のまわりにも見かけるクリーニング屋さん。私も週末になるとまとめて出しに行ってます。そのクリーニング業界も、洗浄に使う原材料費の高騰や消費者の生活防衛意識の高まりなどの影響で業績が伸び悩んでいるそうです。そこに新たな価値を加え、新たな需要を喚起しているという話です。
それはインターネットで注文をすると、自宅まで洗濯物をとりに来てくれ、しかもクリーニングした品を一定期間保管してくれるサービスだそうです。
首都圏で約150店舗を展開するこの店では、消費者が季節もの衣類を着なくなった時期にネットで注文した専用バッグ(1000円)に詰めてわたせば、翌シーズンまで最長6か月間保管してくれるサービスを実施しています。自宅の衣類の収納スペースが限られていることや、店頭に洗濯物を持って行く手間が省けるのがポイントです。
長期間クリーニングして預かるという商売は、テーラーさんが上得意のお客相手に行っている話は聞いたことがあります。つまり直接自宅に伺って衣替えをそのテーラーさんがやり、クローゼットの中身を管理することで新たな注文につなげていこうというものです。
確かに衣料の収納問題というのは切実な問題ですね。我々も商売上スーツの数はどんどん増えていきますので、こういったサービスには興味があります。