東京店の川本です。
新年早々、非常に残念なことにレッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズからジョン・フルシアンテの脱退が正式発表になりました。1989年にレッチリのオリジナル・メンバーのギタリストが死去した後、弱冠18歳にして加入。数々の名作を生みだしますが、1992年の日本ツアー中に突如帰国、脱退し、一時は歯を全て失ってしまうほどの薬物依存に陥りますが、後に克服してバンドに復帰。その後も素晴らしい作品を次々にリリースしていたのに・・・
有名になって売れていった時代の作品もいいですが、ジョン復帰後の「カリフォルニケイション(1999)」、「バイ・ザ・ウェイ(2002)」、「スタジアム・アーケディアム(2006)」の3作は文句なくレッチリの代表作です。 彼自身1年間にソロアルバム6作品リリースするなど、異常ともとれるその創造性は他のミュージシャンと一線を画すところがあり、ローリングストーン誌からジョンメイヤー、デレクトラックスと共に「現代の三大ギタリスト」に選出されたことからも、名実ともに世界最高レベルのギタリストといえます。
やはり彼あってのレッチリだと思いますし、これからどうなるのか不安です。今回の脱退はメンバーの間では昨年からある程度既定事項で、前回の脱退とは違い友好的なものとされていますが、それなら一緒にやってくれればいいのにとはファンとしての切実な願いです。今日は新橋で飲みながらレッチリの曲をリクエストしまくりました。