東京店の田上です。
今年2月に40歳の若さで亡くなった英国のファッションデザイナー、アレキサンダーマックイーン。彼自身はロンドンの生まれだそうですが、父親の出身であり祖先の地と考えていたスコットランドのスカイ島にその遺灰がまかれることになったというニュースを見ました。
斬新なデザインと衝撃を与える手法で知られていたマックイーンはブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを4回受賞しており、レディガガ、リアーナなどの前衛的なファッションを好むアーティストの顧客を抱えていたといいます。
そんな彼もデザイナーとしてのスタートはサヴィルローのテーラーのアシスタントとだったいうのは今回知ったことです。その後ジバンシーのデザイナーを経て、自身のファーストラインに注力しはじめたのだそうです。
2003年にCBE勲章を受けた時にはスコットランドのキルトを着用していたという彼にとって、ロンドンコレクションがメインの活躍の場であっても心の故郷はスコットランドだったということでしょう。