東京店の田上です。
今日3日、新宿○勢丹地下2階に「イセタンガール」なる売場がオープンします。18~20歳の若い女性向けの服やアクセサリー、ランジェリーやボディグッズ、ルーム雑貨などに特化しており、○勢丹らしく40%はオリジナル商品で低価格帯での展開とのこと。ウェブ上の謳い文句は「イット・ガールのオシャレ発信地」って、なんでぇなんでぇイットガールてのはよう、と思わずオヤジは吠えまくりそうになります。
なんでも男女両性を惹きつけるセクシーな女性のことを指す言葉で、20年代の映画スターであるクララ・ボウが出演した『It(あれ)』という作品がもとになっているのだそうです。クララボウはハリウッド最初のセックス・シンボルだそうで、なんかそんなイメージからすると最近の下品な若いギャル連中に「イットガール」はないんじゃないの?ま、天下の○勢丹様の宣伝文句にケチつけてもしょうがないか・・・
各大手百貨店は、これまで比較的ターゲットとして力を入れてこなかったような若年層の女性をターゲットにした売場の開設に力を入れようとしています。西○池袋本店、松○屋銀座店、小田○新宿店とこの秋から来春にかけて改装リニューアルオープンがあり、いずれも10代後半の女性をターゲットにしようとしています。ファッションビルと同様に2週間で商品を入れ替え、流行のファッションに敏感な高校生や大学生らを引きつけたい考えだそうですが、地代の高い百貨店で納入業者もこりゃ楽じゃないですよね。本当に流行を追う商売となるとメンズと比べてヤングレディスは数段厳しいと思います。
売場ちょっとのぞいてみたいような興味はありますが、一人だけじゃ無理だな!こんな売場行ったら本当のノゾキの変態扱いになっちゃいそうですよね?