東京店の川本です。
三連休明けから大騒ぎになっている小室哲○の逮捕。本当に見事なまでの転落振りだと思いますが、ラジオ局で彼がプロデュースした曲が締め出しをくらってオンエア自粛と聞いて、ちょっとそれは違うんじゃないかと思いました。
私は一音楽ファンとしては、彼の生み出してきた楽曲群に対して一切興味はありませんし、洋楽のパクリとディスコチューン、カラオケ対応といった要素を混ぜ合わせて、はい出来上がりみたいなサウンドは当時から唾棄すべき対象としか思えません。
ですが作り上げた人間が犯罪者だろうがなんだろうが、その音楽さえ本当に素晴らしいという人がいるなら、それはそれでいいじゃないですか。それでしたら大麻不法所持で逮捕されたポールマッカートニーやドラッグ常習犯で起訴されまくったキースリチャーズはどうなんでしょう。薬物中毒だったデヴィッドボウイやカートコバーンは?彼らの作り出した音楽が素晴らしいことは言うまでもないはずで、だからこそ今も彼らの音楽は生き残っています。
これからの結婚披露宴では「CAN YOU CELEBRATE?」は取り上げられないんでしょうか。この曲が好きでかけたければ、犯罪者が作った曲だろうがなんだろうが、かければいいと思います。楽曲に罪はなし。それに世に出てしまえばつくりあげた者からも離れて一人歩きするものだという意見に私は同意します。
一斉に締め出す処置なんて非常に画一的で稚拙に感じますし、それぞれの頭で考えて対処しないんですかといいたくなりますね。