東京店の田上です。
こんなご時世ですが、外資系高級ホテル「シャングリ・ラ」が東京丸の内にオープンし、今日から営業を開始します。
先週にプレス向け公開もされましたのでその様子をご覧になった方もいるかと思いますが、全202室の客室は平均50平方メートル以上の広さを誇り、1泊7万~100万円という価格設定です。バーラウンジやスパなどの施設があり、施設内には約50個のシャンデリアを設置したほか、美術品約2,000点を配し、高級感を演出しているとのことです。
年明け以降、景気低迷により客室稼働率が低下しているために、都心の高級ホテルは75%に上る大幅な値引きや割安プランの販売をするほど、値崩れを起こしている状況です。ハイ○ットリージェンシーやシェ○トン、帝○ホテル等々錚々たるホテルが大幅な値引きプランを増やしているのです。シャングリ・ラの総支配人は、長期的な視点で成功を目指したいと話しているそうですが、さてどうなのでしょう。
ただ今日の株式市場では、近隣の帝○ホテルの株価が急落したようで、「シャングリ・ラ」ショックなどと言われているように、ビップが宿泊するホテルとして断トツの強さを発揮してきた帝○ホテルの業績にも影響がでそうだという見方もあるようです。
今回の不況にもほとんど影響を受けない、なんていうハイエンドの方もいらっしゃるんでしょうかね。なんだか日本じゃない出来事のようにも思えますが。