東京店の川本です。
今日は朝から衝撃のニュースが舞い込んできました。世界で最も成功したエンターテイナー、マイケル・ジャクソンが亡くなりました。
私はファンではありませんでしたが、彼が業界に遺したものは偉大と認めないわけにはいけません。最も有名なのは勿論「スリラー(1982)」ですが、クインシージョーンズと初めて組んだ「オフ・ザ・ウォール(1979)」の成功でソロとしての成功を揺るぎないものにしました。この頃の黒人ミュージシャンの評価としては、スティーヴィーワンダーの方がはるかに上でも、MTVなどにおけるそれまでのプローモーションビデオのあり方やエンターテーメント性の追求の面で後の作品に多大な影響を与えました。まあ「スリラー」が発売された当時は、単なる流行り曲としか認識しておらず、エディ・ヴァン・ヘイレンが弾いていた「Beat It 」しか興味はなかったですがね。
その後の90年代の音楽的にも見かけも白人化したマイケルは、はっきり言って「グロテスク」に感じます。ロンドン公演を発表する本人の映像なんてとても普通の人間には見えなかったし、最後の段階ではもうあれはマイケルジャクソンに似て非なるもの、でしょう。
いずれにしても当面マスコミ関係はこの話題が独占しそうです。