東京店の田上です。
関東地区ももうすぐ梅雨入りで、鬱陶しい時期です。それが終われば本格的夏の到来ということで、春夏シーズンの販売もいよいよ終盤戦になってきましたねぇ。
クールビズという言葉を使うまでもなく、エコというものがすっかり定着した昨今、盛夏における重衣料の販売は年々厳しくなってきています。そんななかでも上衣を脱ぐわけにいかないのがフォーマルを着用する冠婚葬祭の機会です。野外では特に黒は暑い!ということで、真夏の太陽光に含まれる赤外線の吸収を抑制し、清涼感を体感できるフォーマルウェアが開発されました。
ユニチカテキスタイルが開発した「クールパフォーマ」は、特殊染色技術を施すことにより、従来のブラック素材と比較して、生地表面温度の上昇を軽減する遮熱効果があるそうです。具体的には25~28℃での状況下での試験によると、従来品と比べて最高7.5℃低くなったということです。ちなみにその実験ですと、背中の部分の平均温度は従来品ではなんと40℃を超えています。こりゃ夏に上衣着たままじゃ汗だくになるわけですよ。少しでも快適に、ということではこの新素材は威力を発揮しそうですが、それでも30℃は超えるわけですからね。夏はホントに大変です。