東京店の川本です。
「おふくろの味」と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょう。肉じゃが、ひじきの煮物、切干大根、魚の煮付け。煮物ばっかりですね。人によっておふくろの味ってのはさまざまでしょうが、とにかく母親が心をこめて作ってくれる食事ということでは皆さん同じ思いなのではないでしょうか。
そのおふくろの味が減りつつあることが生活改善コンサルタント会社などによるアンケートから浮き彫りになったそうです。外食や中食(コンビニ弁当や惣菜店)の普及により日本女性が作れる料理メニューが減っているそうで特に40代を境に日本女性の手作りメニューが激減しているそうです。そういえば私の妻も30代。今でこそいろいろ工夫して作ってくれますが、結婚当初は私が料理好きなこともあり、私のほうがメニューは豊富でした。
かつて母から娘へと受け継がれた健康メニューは核家族化などの影響で途絶え、40代以下の女性には健康管理そのものに危険信号さえ出ているということで特に最近問題になっているメタボリック・シンドロームの一因ともされているようです。
家族の帰宅時間がまちまちで一緒に食事をすることそのものが減っており、それがコンビニ弁当などの中食普及にも拍車をかけていると思われます。
共稼ぎにもかかわらずいつも手抜きをせずおふくろの味を守ってくれる妻には感謝しないといけませんね!